地方公務員として働きながら、12~13年後にFIREを目指しているあさがたです。今回は実際に積立シミュレーションをやってみた結果を公開します。
私は地方公務員として働きつつ、FIRE(経済的自立と早期リタイア)――正確には「セミFIRE」を目指して資産形成をしています。
この記事では、安定の象徴と言われる公務員の私がなぜFIREを目指すのか、そして15年シミュレーションの末に完全FIREからセミFIREへ方針転換した経緯と、現在の全体計画をまとめます。
同じように漠然と「このままでいいのかな」と感じている公務員の方の参考になればうれしいです。
私がFIREを目指す3つの理由
理由1: 定年まで今の働き方を続ける未来が描けなかった
入庁して8年ほどですが、今までに2回の人事異動を経験しています。
入庁後と1回目の異動では窓口業務が主の部署でした。
定型的な窓口業務はまさに役所といわれる内容でしたが、個人的には非常にやりがいのある仕事で、しかも定時には帰ることができるためよかったです。
問題は現在の部署です。
2回目の異動で窓口業務から外れ、現在は地域の魅力を発信して外部から人を呼び込む企画や地域経済を活性化する取り組みをしている商工や観光系の部署です。
私自身、人見知りかつ人にお願いする立場がとても苦手です。
相手の機嫌を損ねないように、でもこちらの意見もそれとなく伝える繊細なお願いができません。
良く言えば「芯が強く自分の意見をどストレートに言う」、悪く言えば「協調性皆無」です。
こんな性格のため、現在の部署に配属されてからはなおさら早く仕事を辞めて自由になりたいと思うようになりました。
理由2: お金の不安を「見える化」したら行動するしかなかった
これは入庁前の話になるんですが、当時老後2000万円問題が大きく騒がれてました。ですが、楽観的に何とかなるだろうと考えていました。
しかし一向にお金が貯まらず、入庁当時で貯金は100万円ほど。
第1子が生まれるのにこの金額です。
このままではヤバいのでは?と思い、教育費や老後資金などを計算してみました。
理由3: 時間とお金の選択肢を増やしたい
私には子供が2人います。今は休みの日には主に子供たちと遊んでいます。
ですが、長く見積もっても休みの日に一緒に過ごせるのがおそらく中学校を卒業する頃まで。自分がそうだったので。
子供の成長を逆算すると、一緒に公園で遊んだり、旅行したり、過ごせる時間は本当に限られていることを感じるようになり、何より家族との時間を大切にしたいと思うようになりました。
公務員とFIREの相性は「悪くない、むしろ向いている」
公務員には副業規制があり、「FIREは無理でしょ」と思われがちです。でも実際に計画を立ててみると、公務員はFIREに意外と向いていると感じています。
有利な点
- 収入が安定しており、相場が暴落しても積立を止めずに済むため、長期積立投資と相性が良い
- 雇用が安定している分、生活防衛資金を最小限にして投資に回しやすい
不利な点
- 副業で入金力を増やす王道が使えない
- 給料が急に増えることもない
つまり公務員の戦略は「入金力の上限が決まっている分、長期×インデックス投資を淡々と続ける」一択に近い、というのが私の結論です。
なお、株式投資や投資信託の積立は副業規制の対象外です(職場のルールは各自確認してください)。
完全FIREではなく「セミFIRE」に方針転換した話
実は当初、完全FIRE(仕事を完全に辞めて資産収入だけで生活)を目標にしていました。
しかし15年の積立シミュレーションを回した結果、必要資産額には到達できないという現実が見え、完全FIREは諦めました。
代わりに選んだのがセミFIREです。
私の定義するセミFIREは「資産6000万円+週3日の仕事で月5万円を賄う状態」です。
完全FIREより必要資産がぐっと下がり、現実的なゴールになりました。
このシミュレーションの詳細(条件・結果のグラフ)は別記事で公開予定です。
全体計画(ロードマップ)
ここからは私のリアルな資産状況を用いていきます。
投資方針: NISAでインデックス投資を核に
- NISA: オールカントリー(オルカン)50%・S&P500 50%で毎月積立【月額20万円】
この配分にした理由や銘柄の中身は、それぞれ別記事で詳しく書きます。
【内部リンク予定: 記事#2 オルカン50%・S&P500 50%にした理由】
教育費ピークへの備え
子どもの教育費がピークになる時期は、積立を月10万円に減額する計画です。FIRE計画は「最大火力を維持し続ける」前提だと破綻します。減額を最初から織り込んでおくことで、無理なく続けられる計画にしました。
タイムライン
- 2029年まで : 生活費の最適化・ブログで記録を資産化
- 2036年前後 : 教育費ピーク期間(積立月10万円に減額)
- 2040年前後 : セミFIRE判定ライン(資産6000万円超)
在職中にやること・やらないこと
やること
- インデックス積立を淡々と継続
- このブログに計画と実績を記録し続ける
- スキルの積み上げ(簿記やFP)
やらないこと
- 安易な判断での投資先変更、取り崩し
- インデックス投資、高配当株以外の投資(不動産投資など)
まとめ
- 公務員でも(公務員だからこそ)戦略立てて長期積立投資を続ければセミFIREは現実的に狙える
- 完全FIREに固執せず、シミュレーションに基づいて目標を調整したことで計画に納得感が出た
- 教育費ピークの減額まで織り込んだ「続けられる計画」が核
今後、シミュレーションの実データや高配当株ポートフォリオの中身を順次公開していきます。同じ境遇の方の参考になればうれしいです。
免責事項: 本記事は筆者個人の体験と考えを記録したものであり、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資にはリスクがあり、最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。
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